世界で培った圧倒的なセンスとリアリティ。スペーシーでソウルフルな至高のアルバム誕生! マーテルは、東京で生まれながら、多感な10代をアメリカで過ごし、バークリー音楽大学卒業後、ジャム・バンドPOSHでの活動、ヤマウチ名義でのリリース、スペインsonarへの出演などを経験してきた山内将輝の新たなプロジェクト。 マーテルとしてのデビュー・アルバムとなる本作は、抜群のグルーヴと、淡いヴォーカルが織りなす極上の一枚。 ベルリン北部のトルコ人街にあるアパートで半年間暮らしているときに制作された。もともと持っていたUSのネオ・ソウル的な要素に、ベルリンで出会ったクールなエレクトロニクスがミックスされたコズミックな音の世界観と合致するように、英語で歌われる歌詞は、これまでの世界のネガティヴな状況から脱却する希望を等身大の視点で歌ったもの。 ラスマス・フェイバーからダニエル・ウォンやミックスマスター・モリスまで、海外から既に多くの絶賛の声が上がっているマーテル。プロデューサーであり、シンガーでもあるマーテルは、日本人でありながらも、世界基準のセンスを持った逸材である。 コズミックな世界観に溢れたエレクトリック・ソウル~R&Bをベースに、ハウスやエレクトロニカからの影響も感じさせるモダンでハイブリットな音楽性。全編に渡ってフィーチャーされている自身の、繊細でソウルフルなヴォーカルも魅力的。 冒頭の"river of our soul"はミックスマスター・モリスによるミックスCD『69 Steps: Calm Down My Selector』にも選曲されている。また、ジョン・テハダとのユニット、アイム・ノット・ア・ガンでも知られるベルリン在住のギタリスト、タケシ・ニシモトが数曲ギターで参加。ジャケットのアートワークは、斬新なコラージュグラフィックで注目を集めている石井利佳が担当。